株式会社バーニングトライブ

クラウド・AI・Web資格の勉強アプリの選び方|AWS・G検定・MOS

この記事の結論

  • クラウド、AI、Pythonの試験は選択問題が中心で、用語と概念の反復にアプリが合います。MOSとWebクリエイター能力認定試験には実技があり、実機での練習が別に要ります。
  • アプリは名前ではなく、説明文にある対象と分野で選びます。試験コードまで明記したものと、基礎知識試験のように広く書いたものでは、試験ガイドとの照らし合わせ方が変わります。
  • 当社はこの分野で10本を公開しています。どれも自作の問題を使う非公式の学習補助アプリです。試験範囲や形式の最新情報は、各実施団体の公式ページが優先されます。

クラウドやAIの資格の勉強アプリを探すと、AWS、Google Cloud、G検定、Python、MOSと、対象の違うものが一緒に並びます。実施団体も出題形式も別々です。選択問題だけの試験なら用語と概念の反復にアプリが合いますが、パソコンを操作する実技試験では、アプリで確かめられるのは知識までで、操作の練習は実機に任せることになります。先に見るのは試験の形式です。

最終更新日: 2026-10-10

試験ごとに実施団体と出題形式が違う

ベンダー資格と民間検定は、企業や団体がそれぞれの基準で実施しています。下の表に載せたのは、各団体の公式ページに書かれている内容だけです。受験料と日程は扱いません。変わりやすいからです。

公式ページ(2026年10月10日確認)書かれている形式
AWS Certified Cloud Practitioner|Amazon Web ServicesカテゴリはFoundational。90分、65問(択一選択または複数選択)。AWSクラウドの使用経験は必須ではない
AWS Certified Solutions Architect - Associate|Amazon Web ServicesカテゴリはAssociate。130分、65問(択一選択または複数選択)
Cloud Digital Leader|Google Cloud90分、50~60問の多肢選択(複数選択)式。必須条件なし
Associate Cloud Engineer 認定資格|Google Cloud2時間、50~60問の多肢選択(複数選択)式。6か月以上の実務経験を推奨
G検定とは|日本ディープラーニング協会受験資格の制限なし。知識問題(多肢選択式)。オンライン(自宅受験)と会場受験がある。試験時間と出題数は欄によって表記が違う
E資格とは|日本ディープラーニング協会JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していることが受験資格。120分、多肢選択式で100問程度。指定の試験会場で受験
生成AIパスポート(一般個人向け)|生成AI活用普及協会オンライン(IBT方式)。60分、60問。出題方法は四肢択一式
Python基礎試験|Pythonエンジニア育成推進協会試験名はPython 3 エンジニア認定基礎試験。40問(すべて選択問題)、60分。合格ラインは正答率70%。CBT形式
Webクリエイター能力認定試験|サーティファイリモートWebテスト。スタンダードは60分で実技問題の得点率65%以上、エキスパートは110分で知識問題と実技問題の合計の得点率65%以上が合格基準
MOSとは/取得のメリット|MOS公式サイト、試験概要|MOS公式サイト実際にパソコンを操作する実技形式。バージョンごとに試験があり、WordとExcelには一般レベルと上級レベル(エキスパート)がある

表の試験は2つに分かれます。選択問題だけの試験はアプリの演習と形式が近く、実技を含むMOSとWebクリエイター能力認定試験は、アプリだけでは練習が足りません。

分野別に見る、アプリが向く範囲

クラウド(AWS・Google Cloud)

基礎から入る方には、IAM、EC2、S3、VPCなど10分野を扱うクラウド基礎試験対策があります。アプリ名には注意が要ります。説明文での対象は「クラウドの基礎知識試験」で、特定の認定試験の名称は掲げていないので、受ける試験の試験ガイドと分野を照らし合わせてから使ってください。

SAAクラウド設計ドリルは、SAA-C03を学習する方向けです。問題は自作類題です。公開試験範囲を参考に作ったもので、公式問題や過去問は収録していません。Google Cloudでは、Google Cloud認定資格がクラウド基礎、IAM、ネットワーク、データ運用を扱います。

AI(G検定・E資格・生成AIパスポート)

名前は似ていても、受験の前提が違います。表のとおり、G検定は受験資格の制限がなく、E資格は認定プログラムの修了が受験資格です。E資格では、アプリは復習に回します。E資格対策は、線形代数からCNN、RNN、Transformer、実装までをテーマ別に確認でき、講座で学んだ内容を見直す場面に合います。G検定対策と生成AIパスポートは、一問一答と確認テストで用語を繰り返す構成です。

Python

Python 3 エンジニア認定基礎試験は、主教材「Pythonチュートリアル」の掲載内容を出題範囲とし、一般的な知識からも出題されます(Python基礎試験|Pythonエンジニア育成推進協会、2026年10月10日確認)。順番は主教材が先です。読み終えた章から、Python3基礎試験の一問一答と確認テストで理解を確かめます。コードは手元で動かして結果を見てください。

Web制作

この試験は、表のとおり実技問題があります。Webクリエイター能力認定試験のアプリは、HTML、CSS、レスポンシブなどを短いレッスンと自作の選択問題で確認する用途です。コードを書く練習は、PCで別に行ってください。

Webデザイン学習は特定の試験に対応したアプリではなく、HTML/CSSやデザイン、著作権などを学ぶ学習ガイドです。

MOS

MOSは実技形式です。4択のアプリで操作そのものは練習できません。MOS試験対策ドリルは、Word、Excel、PowerPointなど10分野の機能の目的と使い分けを、レッスンと4択問題520問で確認します。操作は、受験するバージョンのOfficeで練習してください。

アプリを選ぶときに見る5点

  1. 対象が受ける試験と一致しているか: アプリ名ではなく、説明文に書かれた対象と分野で判断します。試験コードまで書くアプリもあれば、「基礎知識試験」と広く書くアプリもあります。
  2. 問題の出どころが書かれているか: この記事で挙げる当社のアプリは、どれも自作の問題です。公式の試験問題の転載ではありません。本番の形式は、実施団体の試験ガイドやサンプル問題で確かめます。
  3. 解説があり、間違えた問題を解き直せるか: 正誤だけを返すアプリでは、間違えた理由の調べ直しが自分の宿題になります。
  4. 試験の改定に追いついているか: Cloud Digital Leaderのページは、10月29日以降の受験者に新しい版の試験ガイドを案内しています(Cloud Digital Leader|Google Cloud、2026年10月10日確認)。アプリの更新日と見比べてください。
  5. 無料で使える範囲がどこまでか: 当社の例では、MOS試験対策ドリルは確認演習の全問題が無料です。SAAクラウド設計ドリルは無料版で60問を使えます。見方は無料で使える範囲と課金の目安にまとめました。

1問1答型と過去問型の使い分けは、資格試験アプリの選び方で整理しています。

紙・実機とアプリの分担

アプリが得意なのは反復です。用語と概念を、短い時間で何度も確かめられます。試験範囲の全体をつかむ作業は、公式の試験ガイドやシラバス、指定の教材で行い、紙やPCの画面で読んだほうが全体の構成を見失いません。

実技は実機で練習します。アプリは、操作の前に機能や書き方の意味を確かめる場として使います。

当社のアプリが対応している分野

バーニングトライブが公開しているアプリのうち、この分野を扱うのは次の10本です。

アプリ対象学べる範囲
クラウド基礎試験対策クラウドの基礎知識試験を学ぶ方クラウド概念、責任共有、IAM、EC2、S3、VPC、料金など10分野
SAAクラウド設計ドリルSAA-C03を学習する方設計判断の見直しと、74分野・全514問の自作類題
Google Cloud認定資格Google Cloudの資格学習をする方クラウド基礎、IAM、ネットワーク、データ運用
G検定対策G検定の対策を始める方AI、ディープラーニング、機械学習の重要テーマ
E資格対策E資格の学習範囲を学びたい方線形代数、確率統計、機械学習、深層学習の基礎、CNN、RNN、Transformer、実装
生成AIパスポート生成AIパスポート試験の対策を始める方生成AIの基礎とリスク対策、プロンプト、AIリテラシー
Python3基礎試験Python資格対策をこれから始める方Pythonの重要テーマの一問一答、確認テスト、復習
Webクリエイター能力認定試験Web制作の資格を学びたい方HTML、CSS、レイアウト、レスポンシブ、アクセシビリティ、SEO、検証
Webデザイン学習Webデザインの基礎を学びたい方(特定の試験には非対応)HTML/CSS、デザイン、アクセシビリティ、著作権、運用
MOS試験対策ドリルMOSの学習をこれから始める方Word、Excel、PowerPoint、Outlookなど10分野のレッスンと4択問題520問

ここに挙げたアプリは、2026年10月10日時点で App Store と Google Play の両方で公開しています。最新の公開状況と対応OSは各アプリページとストアの表示をご確認ください。

料金と無料で使える範囲は、各アプリページに記載しています。ほかの分野を含む一覧はアプリ一覧から確認できます。

利用前の注意

本記事は、学習の進め方とアプリの選び方を扱ったものです。試験範囲、出題形式、受験資格、日程、受験料は、各実施団体の公式情報が優先されます。出願の前に、公式ページで最新の要項を確認してください。

当社のアプリは、各試験の主催団体とは関係のない非公式の学習補助アプリです。合格や点数向上を保証するものではありません。

よくある質問

AWSやGoogle Cloudの資格の勉強は、アプリだけで足りますか?

どちらの認定試験も、公式ページでは選択問題と案内されています。用語やサービスの役割を覚える段階は、アプリの演習と形式が合います。ただし当社のアプリは自作の問題で、公式の試験問題の転載ではありません。出題範囲は公式の試験ガイドで確かめ、足りない分野を補ってください。合格を保証するものではありません。

G検定とE資格では、勉強アプリの使い方は変わりますか?

変わります。日本ディープラーニング協会の公式ページによると、G検定は受験資格の制限がありません。E資格は、JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していることが受験資格です。E資格では、アプリは講座で学んだ内容の復習に回す使い方が現実的です。

MOSの勉強にスマホの勉強アプリは使えますか?

MOSは実際にパソコンを操作する実技形式の試験です。4択のアプリで操作そのものは練習できません。アプリは、機能の目的や使い分けを確かめる用途に向きます。操作の練習は、受験するバージョンのOfficeを使って行ってください。

Python 3 エンジニア認定基礎試験の勉強は、教材とアプリのどちらから始めればよいですか?

実施団体の公式ページでは、主教材「Pythonチュートリアル」の掲載内容を出題範囲とすると案内されています。先に主教材を読み、アプリの一問一答と確認テストで理解を確かめる順番が合います。コードは読むだけにせず、手元で動かして結果を見てください。


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